祭り

 年間で最大の秋祭りダサイン、ヒンズー教徒のにぎやかな祭りで祭りの期間は10日間あるので、10を意味するとの説もあります。休日は初日と7日目から14日目までです。
 ダサインの初めに家の聖なる部屋でかめの中に砂を入れて大麦をまいて毎日水をあげます。そうして10日目に長く伸びた黄色の芽を抜いて、大女神ドゥルガーの恵みとして神に飾ります。
 7日目から9日目には、朝から家々で山羊を大女神ドゥルガーに捧げてご馳走を作ります。10日目には勝利の日で長老から祝福のティカを受けます。この日までに実家から遠く離れていた人々も実家に帰り、新しい衣類を身につけて家族みんな揃って肉のたっぷり入ったご馳走や普段食べないものなど楽しく過ごします。長老から祝福のティカの意味は生命力を高め、穀物の豊かな実りを祈願するものと信じています。
ダサインの後、ヒンズー教徒の二番目に大きな祭りは、ティハールです。光の祭りとも呼ばれる日を中心に行われる華やかな収穫祭です。
祭りの一日目は、遠い親戚からの便りを持ってきてくれるカラス。2日目には、ご主人様に真面目に一年中家を守ってくれた素直な犬。3日目には、女神ラクシュミを家に迎え冨と繁栄を祈り女神の象徴である牝牛にご馳走を食べさせる。この日には、家の窓や戸口を花輪や電飾や灯篭で飾ります。夜は親戚、友人が集まってトランプなどの賭け事に興じます。4日目は、1年中畑で働いてくれた牡牛に感謝してご馳走をあげます。最終日の5日目は、バイ・ティカと言って家の聖なる場所である食堂や神聖なところの床に黄色や赤の粉で曼荼羅を描き、花や果物や菓子を捧げ、姉妹は兄弟の額にティカをつけ、兄弟の成功を祈ります。これ以外でもネパールの暦では一年中たくさんの祭りがあります。4月(ネパールの暦では1月)にある母の日、ブッダ・ジャンティ(お釈迦様の生まれた日)、8月にあるガイ・ジャトラと呼ばれる牛祭り、9月にあるクリシュナ神の誕生日、父の日、姓の祭りティージ、ネワール族の祭りインドラ・ジャトラ、11月にあるチャート・パルヴァという南ネパールのマイタリー族やボシュプリー族の主な祭り1月にあるシュリー・パンチャミー、2月にあるシヴァ・ラットリやホーリー、4月の13日(年によっては14日)には新年元旦の他にもたくさんの祭りがあります。ネパールの暦は、ビクラム暦と言って西暦より56年早いです。しかし、グルン族やチベット系の人々は、日本と同じように年を干支で呼んで生まれた年によってその人の性格を判断したりもします。この人たちの主な祭りは、やはり日本と同じ1月の正月です。


最終更新日: 2002年1月18日
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